モコロステーションで水を。
7:30頃。レセプションが開いたので早速宿代を払いつつ、今日のモコロトリップについて話を聞きます。
そう!何といってもこの宿では「モコロトリップ」に参加できるのが最大の魅力!!
モコロトリップとは、モコロという木をくり抜いて作られた伝統的な小舟で、オカバンゴデルタの湿地帯を移動しつつ、大自然の中でウォーキングサファリとテント生活も楽しめるという何とも魅力的なアクティビティなんです。
ちなみに、ウォーキングサファリはその名のとおり歩きながら野生動物を観察するもの。自分と野生動物の間に隔たるものは何もないので、緊張感のあるサファリを楽しめます!
私が参加したときは、1泊2日で900プラ(9000円程)でした。
この料金は自分でテントや食事等をすべて用意した場合なので、それらを追加してもらうと同じ1泊2日でも2500プラと結構高くなります。
また、期間も日帰りから2泊、3泊、それ以上など自由に選べて、自分でテント・食事を用意する場合は一人で参加しても追加料金がかからないのが嬉しい限り。
ロッジのサイトを見ると現在は少し料金が変わって990プラみたいですね。(雨期と乾季で料金変わるのかもしれないですが。。)
■THE "OLD BRIDGE" BACKPACKERS
7:50頃、ジェットボードに荷物を積み込んで、いよいよ出発です!
ロッジ裏の川から、まずは、モコロの集まる駅「モコロステーション」を目指します。
ジェットボードは凄いスピードで風を切って進みます!とても気持ち良いです!
見渡す限り川(湿地)と背の低い樹木で、のどかな風景が広がっています。川の淵には牛などの家畜が水を飲みに来ていたり。
ボートを操縦しているお兄さん、私がカメラを構える度に速度を緩めてくれて、とても優しかったです。
木の上にはカッコいい鷲の姿も。
たぶんこの子は「African Fish Eagle」という種。
もっとアップで撮りたかったけど、私の持っているカメラではこれが限界、、やっぱり300mm以上のズームがほしいなぁ。。
そしてジェットボードで進むこと約1時間。とうとうモコロステーションに到着です!
ステーションと言うだけあり沢山のモコロが並べられていて、「早くこれに乗ってみたい~」って、凄く興奮しました!笑
そして、自分が乗るモコロへ荷物を移し、いよいよ出発か!?というところで致命的な問題が発覚。
私以外にも十数人の観光客がここで荷物をモコロに移していたのですが、そこであるものを見つけたのです。
それは「水」。
あ。すっかり忘れてた。
そう、まさかの1泊2日のウォーキングサファリで一滴の水も持たずに出発するところでした。。
ちなみに、大自然の中でテントを張るので、もちろん水道水なんて気の利いたものはありません。あるとすればこの濁った川の水だけ。
勇気を振り絞ってガイドさんに相談してみると、ガイドさんも「え!?」。ってなってしまって。
まぁ、そりゃあそうですよね、こんな客は初めてだったかもしれないですね。水は実際に食事よりも大事。かなり恥ずかしいです。
そこで、近くにいた欧米人のグループに相談して、巨大なペットボトルに入った5リットルの水を分けてもらえました。うわぁ。有難い!!
ちょっと出発直前で躓いたものの、無事に出発することができました。
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