オカバンゴの星空とカバの恐怖。
キャンプサイトに戻り、獣避けのために火をおこします。
そして、たき火の傍で夕食を。
日ごろからあまり食事に興味がない私は、日本からカロリーメ〇トを持参。
でもこの暑い乾燥した気候で喉がカラカラなのに、さらに口の中の水分を取られる結果にちょっと、いや、かなり後悔。笑
それを見かねたガイドさんが、持参していたタッパに入ったお弁当を分けてくれました。
ジャガイモと豆を煮たものと、食パン。味が染みてて、凄く美味しかったです。
それにしても水の件といい、有難いやら情けないやら。。
そしてガイドさんが持っている図鑑で今日見ることができた動物を一つ一つ教えてくれました。
オグロヌーやシマウマ、象だけではなく、ヘビクイ鷲、チャクマヒヒ、イボイノシシ、リードバックなどなど。
ちなみに、私が見たシマウマの正式名称は「バーチェルシマウマ」というらしい。
図鑑の写真も撮らせてもらえて、忘れずに記録することができてうれしい限りです!
動物のおさらいをした後は夕日が綺麗に見える場所まで移動して、素敵な景色を堪能します。
アフリカだと太陽が大きく見えるのは何故なんだろう。
水面にも夕日の光がキラキラ反射して、とても綺麗でした。
太陽が沈むまで、私とガイドさん二人、横に並んでずっと空を眺めていました。
日本を出発してから3日目。本当、遠くまで来たものだ。
そして、念願の星空撮影!
う~ん、ノイズが酷いけど、沢山の星が写ってちょっと嬉しい。
星空を撮影するときは、たき火の光が入らないようにテントから少し離れて川の近くで三脚を立てていたのですが、途中で川の方から「チャプチャプ」と水音が。
「え!?何今の?」と思わずガイドさんを見ると、どうやらカバがいるらしい。とのこと。
しかも、このカバという動物がたいそう危険なんだとか。
思わず、「ライオンや象よりも危険なのか?」と聞いてみると、「アフリカの動物の中で一番危険だ」という回答が返ってきました。。
あんな大きなぼってりとした体ですが、意外に俊敏で気性が荒く、毎年多数の人が犠牲になっているんだそうです。人を食べるわけじゃないけど、取りあえず咬み殺すというから恐ろしい。
ま、まじか。。
そんな話を聞くととても川の傍で写真なんか撮ってられず、早々に切り上げてテント近くでの撮影に変更です。
というか、このテントも川から目と鼻の先で徒歩30歩ほどなんですけど。。
それまで全然恐怖を感じてはなかったのですが、突然のカバの話にちょっとドキドキしながら、この日は眠りにつきました。
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