ウォーキングサファリ中の楽しいアクシデント。
私たちが進んだ先にはまた同じオグロヌーとシマウマの群れがいたので。
ばれないよう?木の物陰からこっそり様子を伺います。
常にこちらをじ~っと見てくるシマウマ2頭。
やっぱり警戒されてる。。泣
オグロヌーの黒い群れはなかなの迫力!尖った角が勇ましいです!
群れとは一定の距離を保ちつつ同じ方へ進んでいたけど、ここで完全にお別れ。
これはバッファローの頭蓋骨。こう見ると、オグロヌーとはだいぶ角の形が違うんだなぁ。
草原の中に置き去りにされた感じが何というか、自然の切なさを感じます。
この妙にぼこぼこした砂場は象が踏み鳴らした跡なんだそうです。
ということは、この近くに象がいるということ!象に会えるかも!と、期待が膨らみます!
そしてウォーキングサファリで歩くこと2時間。。
今日ほど日ごろの運動不足を後悔したことはなかった!
もう、疲れてガイドさんについていくのがやっとで。暑い中歩き続けるのは思ったより体力を使います。
そんな私を見かねて、ガイドさんが私のリュックを持ってくれました!(写真の黒いリュックは私の。)
や、優しい。。と感動しつつ、「疲れないのか?」と聞いてみると「いや、全然。」とバッサリ返ってきましたけど。笑
と、ここでいよいよ象を発見!!!
流石ビッグファイブの一つ。近くでみると迫力が違います。
親子のようで、少し小さな象が可愛かったです。
バオバブの樹と、先ほどとは別のオグロヌーの群れ。
そして、そろそろ日も傾いてきたのでキャンプサイトに戻ろうかとしたところ、問題が発生!
象の群れを見つけた!と喜んだ束の間、明らかに私達のキャンプサイトに向かって行進していて。
ガイドさんの顔色を窺うと、それがかなり不味いことだとすぐに分かりました。
私達も群れから距離を保ちつつ、慌ててその後を追います!
そして一番恐れていたことに、象さん達はとうとうキャンプサイトの手前で立ち止まり、そこに居座ってしまったんです。
ガイドさん曰く、象は危険だからキャンプサイトから離れない限り、私達もこれ以上近づけない、戻れないんだとのこと。
おぉ、何というアクシデント!
申し訳ないけど私このトラブルをもの凄く楽しんでました。。いやぁ、だってアフリカでサファリしてるって感じじゃないですか!この非日常感が堪らない!!
このまま象がそこを寝床にしてしまったら私達完全に野宿だな!とドキドキしたり。せっかく張ったテントを踏みつぶされるんじゃないかとハラハラしたり。。
まぁ、私達のキャンプサイトのすぐ裏手には象の好物である草が沢山生えていたので、どうやらそれを食べているらしい。
そこでガイドさん、大きめの木の枝を拾って、その辺の岩をバシバシと思いっきり叩き始めました。
突然の行動にびっくりしたけど、音で威嚇して象を追い払うんだとか。
威嚇し始めてから10分程。
ゆっくりと象が歩き出し、草原の向こうへと去っていきました。
だんだん小さくなる象の後ろ姿を見つめながら、ホッとしつつも、この緊張感をもう少し味わいたかったなぁと少し残念に思ったのは内緒です。笑
その頃にはすっかり日が落ちかけて綺麗な空を見ることができました。
そして無事キャンプサイトに到着です。
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