12. スワコップムントのタウンシップツアー①
約束の15時になったらツアーの車がホテルに迎えに来てくれたので、いよいよタウンシップツアーに出発!!
ドライバーとガイドと私だけの3人です。ちなみに、ドライバーさんはこのタウンシップに住んでいるとのこと。
タウンシップとは南アフリカでアパルトヘイト時代に黒人と白人で居住区を分けられたうちの、黒人専用の居住区のこと。
白人達は綺麗な街中に住み、黒人達の住居を壊して強制的に移住させていたんだそうです。
南アフリカでは有名で、タウンシップもそれらを巡るツアーも沢山ありますが、ここナミビアにもあったことに驚きました。
10年位前にケープタウンでタウンシップツアーに参加したことがありますが、子供たちの輝いた眼が印象的だったなぁ。
やはり、スワコップムントのキレイな建物、風景とは異なります。
車から降りてまず連れてきてもらったのは、何やら学校っぽい雰囲気の場所。
ここにはヘテロ族の女性がいらっしゃって、タウンシップに住む子供たちの面倒を見ているんだそう。日本の学童みたいな感じかなぁ。
ヘテロ族とは、もともとの起源は有名なヒンバ族と同じらしいですが、キリスト教の影響を色濃く受けているんだそうです。
ヘテロ族の女性は頭に牛の角を見立てたものを付けているので、遠目にもすぐ分かります。
民族衣装も素敵。
ここではナミビアの古い言葉について習いました。(といっても私の英語力じゃ殆ど聞き取れなかったけど。。)
「チッ」とか「タッ」って感じに舌を口の中でならしながら話しているように聞こえる「サン語」というもので、突然「さあ、あなたもやってみて」と言われて「えっ」ってなりながら真似してみたものの難しくて全然できなかった。。ただの舌打ちになってしまった。。すみません。
次に訪れたのはお土産屋さん。
絵や、木で出来た工芸品、針金で作られた置き物などなど。
店番をしていた少年にじっと見つめられながら購入したのがこちら。
銅線?で作られたトカゲ!太陽の光でキラキラしてました。
まだ旅は始まったばかりなので荷物がかさばらない小ささが嬉しい。
土産屋近くの家のドアの前でポーズをとってくれるカッコいい少女。
ずっと妹を抱っこしていた優しいお姉ちゃん。
ケープタウンのタウンシップでは、子供たちはカメラを見せると私も撮りたい!って凄い勢いで寄ってきて、ぎゃーってカメラを奪われないようにするのがやっとだった記憶がありますが、ここで出会った子供たちは何だか落ち着いていたなぁ。
そしてまた車に乗って移動。両サイドに広がる住居ももちろんタウンシップ。
そして食事をしよう!と連れてきてくれたのはお肉を焼いている屋台!
素晴らしいナイフとフォーク捌き。香ばしい美味しそうな匂いがしています!
肉を焼きながら適当な大きさに切り分けて。
揚げパンを自分で半分に割った中に、
お肉を挟んでもらってスパイスと塩を手でふりかける。
じゃん!特製ハンバーガーの完成!!!
気になるお味はというと。。
パンは脂っこいけど甘くてもっちりとしていて、なかなか美味しかったです。
塩とスパイスもアクセントになってて良き。
ただお肉は、、ちょっとすじっぽいというか、咬み切れずに口の中に残るというか。。
この小さな1個でも結構腹持ちが良くてこの日は結局これを夕食にしたなぁ。
0コメント